風俗業に光をあてる!

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実録!介護施設と風俗

ときには風俗の外側からマイノリティの性的問題を考えてみることも重要です。
大規模な介護施設では女性職員が男性利用者の入浴介助を担当したり、男性職員が女性利用者の排泄介助を行ったりということが当たり前となっています。
とくに、いわゆる老人ホームなどでは利用者の性的側面はないものとしてとらえられている傾向がある一方で、男性利用者の女性職員へのセクハラが増えつつあると言われています。
これらは本来、支援者側が利用者の性的問題をないがしろにしてきたことによって引き起こされているのですが、介護施設では依然としてこれらは「事故」として処理され、根本的な解決には至りません。
知的障害者の風俗利用も徐々に進んできてはいますが、風俗の現場ではまだまだ手探り状態のようです。

性のバリアフリー化で見えてきた課題

ここ数年、風俗の現場で大きなキーワードとなっているのが身体障害者の性的自立です。
障害者専門風俗店の経営者が口をそろえて語るのは、「障害者の性が未だ暗闇に包まれている」という現実です。
身体障害者の多くは成人を過ぎても親元で暮らしている場合が多く、風俗店を利用しようと思えばまず両親の許可をとらなくてはなりません。
現実としてはこのプロセスがもっとも難しく、8割以上の親は風俗の利用を断固として許さないばかりか、我が子に性欲があることそのものを頑として認めようとしないのだそうです。
障害者の性的自立について日本ではそのこたえが未だ示されていません。こたえはひとりひとりに委ねられているとも言えますし、あるいは、日本の現状ではこの問題について一定の結論を出せるほど社会が成熟していない、ということなのかもしれません。


風俗はどこまで進化できるか

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